この連休は久々に家族でゴロゴロだらだらとすごしました。 どこかへ行こうかという話もあったのだけれど、夫が納戸の整理やらをやってくれて正直助かりまった。
家のことをやろう。息子のことをやろうと思って辞めた会社だし、それについては納得し、そこそこ出来ることをしあわせに思っているのだけれど、ふと気づいてみると、たとえば家の中で 「私だけが片付ける人」となって どんどんと増えるおもちゃやら小物やらゲームやらを「散らかす人」と役割分担が決まっちゃうと 一人ではしょいきれないよね。 まずは散らかさないように生活してもらって、物を片付けることを家族が協力してくれないと 自分もふくめて3人分の片付けやらなんやらを一人で請け負っているわけで。その中には私の目には捨てたいものでも「すててはいけないもの」というものばかりで、それは自分で保管してくれないとね。
おお。つい、思っていたことが噴出してしまったぞ。とにかく、荷物がちょいと重いと感じているときにさりげない補助というのはいつもありがたいものです。>ありがとうよ。夫。
とはいっても、先日は息子の成長ぶりにも驚いた。息子が家に呼んできた5年生のおねえちゃんたち。おやつを出したら1粒ずつくるんであるチョコの包み紙を机の上に山盛りにしていたのですよ。ゴミ箱が足元にあるのに。 ふと、居間から席をはずして戻ってきてみると、 息子一人がゴミ箱にそのおねえちゃんたちが食べた包み紙をがっさがっさと入れていて、おねえちゃんたちはゲームに興じていたという図があって、 日ごろ片付けない息子がどうしたんだろうという驚きと、ああ、いつもは片付けなくても本人はわかっているんだねという思いと、いやはや、将来もこんな風に自分ひとりが片付けさせられるような嫁をもらっちゃうとかわいそうだねえと姑的な思いもあり。なかなか複雑でございました。
同年代の男の子たちを呼ぶとたいていの子は机の上ではなくて床にゴミを置きっぱなしです。帰ったあとには床に散らばった包み紙をゴミ箱に捨て、ポテチの破片を、まず掃除機で吸い込むところから始まります。 こどもって昔からみんなそうなのかな? 息子はよそに伺ったときにきちんとゴミを捨てているのかな?心配。
会社のことを書いたけれど、たしかに失ってからはじめて気づくものもありですね。
これは働いているとき、辞めるときにももちろんわかっていたことだけれど、当時の給料や時給を今の私が募集チラシで見かけるような仕事でもらえるわけもなく、下手すると募集の年齢制限に引っかかっていることも多いですにょ。 その収入は、当然もらえるものと思っている間は「安い給料だ」としか思えなかったものなあ。 いや、今思うと十分高給取りだったような気がします。そりゃそうですよね。総合職(っていうんだっけ。男女差のないやつ)の給与体系ではたらいていたんだものね。今から就職する場合だったらそんなのありえないわ。
---閑話休題--
さて、そんな風にだらだらした昨日、息子が借りてきたDVD ガーフィルドというのを見ました。期待してなかったけれど期待以上に楽しめて、息子も気に入って2度も見ました。
見終わってから息子、 「友達でもそういうことあるよね。いやだと思っていた人がいなくなったらやっぱりさびしいってわかるってこと」 なんていいだすので 私はビックリ。
内心「8歳になりたての人生でも、そんな複雑なことがおありですか?」と驚きを隠せないけれど、出来るだけ隠してできるだけなにげない風を装ったつもりでインタビュー 「へえー。息子にもそんなことがあるの?」 「うーんとねー。Aくん。 意地悪いうからやだなあっていつも思っていたけれど、転校していっちゃうとなんだかさびしく思うもの」だそうで。 母は思いっきり納得でした。
というか、私も先日このロバミミに いろいろあったけれど、いざいなくなってしまうと寂しい的なことを書いていたわけでー。 息子よ。お前もそう思っていたのかー。
ガーフィールドの場合は、相手の犬が嫌いだったわけではなく、 「犬」というもの自体がいけ好かないと思っていて、意地悪したつもりでなかったというのがストーリーですが。
ガーフィルドについてはこちらにチョッピリ書いておきました。---で、話は変わって--
これもロバミミに書きましたね。先日来思い立って新聞のない生活をしていたわけですが、いやー不便でした。ほとんど使ってないと思っていた新聞がいかに生活にかかわっていたかということが良くわかる。 ニュースはネットのニュースでわかるからと思ったけれど、ネットのニュースは見に行かないと見えないわけだし。(ある意味ネットニュースはゲット型、新聞は契約中あちらからやってくるプッシュ型ともいえるかもね)それに、ネットで配信されたりニュースで配信される情報は、そのサワリの部分だけなので それ以外の部分やら トップニュースにならない部分(各新聞社のがんばりどころ)がいかに必要かということが身にしみました。
今までA新聞だったので、今度Y新聞が来たら契約しようと待っていたところにやっと来ましたY新聞さん。 たぶん肩透かしを食らったくらいにあっけなく契約をしたからかずいぶんサービスしてくれました。
通勤電車では「私はデキルビジネスマンだ」というスタイルに不可欠なN新聞があるわけですが、あれは 「経済」方面の新聞なのでわりと記事が経済寄りですから、私的には家で一紙とるならば一般的な新聞がいいなーと。
今日から新聞が来ました。契約してから今朝の待ち遠しかったこと。「やっぱり新聞はいいねえ」「お母さん、今日は新聞置いていこうか?」「え?いいのお父さんもっていかなくても」ともー安っぽいホームドラマのようにゆずりあってしまいましたよ。
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新聞はいいです。新聞読まないと思考力衰えます。(当社比)
で、とんでもない長文になりましたが、最後に 見出しでひきつけられた記事
「劇場型選挙」TV好きは自民に…読売ネットモニター
平日1日あたりのテレビ視聴時間が長い層ほど、おおむね自民党や小泉首相を支持する割合が高いことが分かった。
だそうです。 テレビの特性を考えた場合、たとえば政見放送で流すその数分の番組でさえ制作費がどれだけかけられるかということもかかわるだろうし、 多くの党員を抱えて注目されている政党名がニュースにのぼり顔などの露出度も高いことになります。
与えられる情報だけを受け入れるのではなく、自分から情報を探し出すという努力をしていかないとねーと言いたいのだけれど、テレビというのがまさに プッシュ型のメディアなんだよなー。
マックス・ヘッドルーム をもう一度見たいぞと思ったりしました。(支持率をテレビの画像操作でコントロール。なんていう話があったような。メディアを牛耳った方が勝ちという感じのちょっと未来の世界) DVD化されないかなあ。
久々の長文ー。(読みづらいだろうなあ)
コメント
leezzz
その子のお母さんとも会わなくなり、たまに会うと改めて「この人はこういう人だったんだー」と気づかされ、まぁ多少頭に来ることがあっても「こういう人なんだー」って冷静に対応できるようになりました。
あはっ、ちょっと成長したのかな(^^ゞ 息子くんと同じレベル? やばっ!
2005/09/20 URL 編集
pon2
うんうん。
明日はまたちょっとクセがある子がうちに遊びに来る予定。仲の良い子と一緒に遊ぼうと約束をしていたら 自分も入れてーといったので一緒に遊ぶことにしたということ。 自分が気に入らないとゴネて帰っちゃったりする子なので私としては どうしていいかちょっと困るんだけど、ま、子ども同士のことだから こういういろいろな友達とつきあってみて成長するんだよね。
明日、楽しく遊べるといいなあと思います。
2005/09/21 URL 編集
achi
ショー的な話題もネットで。新聞は、なかなか。読んでいると必ずじゃまが
入るし。かといって時間があるときは別のことをしたいしで。なんとなく
少し時間があるけどとりたてて何もすることがないとき、新聞がいいんですよね。うちはちなみに地方のH新聞です。
pon2さんのお子さんは私から見ると正統派な子供さんなのですね。
うちの子はこちらで話題になるいわゆる「わがまま」な部類なので
ちょっといつも「申し訳ない」という気持ちです。、、、いつも遊びに
来た子が私に「~くんごみ散らかしてる」とか「ひとりじめする~」とか
ちくってきます(笑)
私はいつも子供はほったらかしなので、それが悪いんでしょうか。
でも子供達はそういう何も言わない私がいいのか、散らかしても
いい汚い家が都合がいいのか、いっつも遊びに来てたむろしています。
うー、子供が友達が多いのはいいけど、このアトどう接していけば
いいかしら?急に怒りっぽくなったらだめですよね。。。
2005/09/21 URL 編集
geko_pin
私は隅から隅まで新聞を読むのが好きで、独身時代は2時間でも3時間でも新聞を読んでましたが、旦那と同居始めてからとらなくなってしまいました。
当時、旦那はすでに新聞とらない歴1年ぐらいで、私は出張が多くて頻繁に配達を停止してもらっていたので、引越しを機にやめてしまったのです。
最初のうちは絶えられないと思っていましたが、今は即時性のあるものはwebとTVのニュース。欲しい情報は自分で調べる形で全然不自由を感じなくなってしまいました。マニフェストなんかも全部webで調べました。
でも、子ども・学生時代に読む習慣、必要な情報を取捨選択する習慣を身に付けるのは大切だと思っているので、来年くらいから子ども新聞をとりはじめようと思っています。(子ども新聞かい!!)
2005/09/21 URL 編集
pon2
2005/09/22 URL 編集
pon2
うちの子もよそと同じで羽目はずしてしかられることが多いです。
本人談ですが「悪いことだと思っていなくて、しかられるとおもってやってないことでも、悪いことだったから先生にしかられた」なんて言っていました。 子どもはまだまだそういうことって多そう。
子どもがたくさんあつまって皆で遊ぶ家っていいですね。うちもできるだけそうしようと思うのだけれど、お互いの習い事やらが多くて子ども同士のスケジュールが合わないことも多いみたい。 私はといえば、よそのお母さんみたいに、片付けが上手でないのかなー。子どもたちが散らかしたあとは結構消耗しますー。それと、喧嘩も消耗しちゃうね。。。
2005/09/22 URL 編集
pon2
私の場合、言いつけに来ても実際に私がこの目で見ていないと片方だけをしかることってしないので、(子どもの場合、自分が発端をつくっていても相手をしかってほしいばかりに言いつけにくる子もいるから)そういう子は不満げです。 人の家にいくと自分はお客さん扱いでそこの家の子が割を食うことが多いというのを経験的に知っている子は優位に立とうとその辺を駆使してくることが多くて 両方を呼んで実況検分すると どっちもどっち ということも多く、そうすると相手の子は(この喧嘩、自分が勝ちだとおもっていたのに、そうはいかないことがわかって) 「モウイイ!ッツ」って怒っちゃうことも多いです。 でも、もうそろそろ親が出るのはやめて子ども同士で解決するようにしようと思っているところ。(^^)
2005/09/22 URL 編集
pon2
子ども新聞っていいですねー。うちもそれは考えようかな。(大人が読んでも面白い記事がたくさんありそう)
新聞をとらなくなってから、新聞の良さに気づきました。
昨年は広報紙で 「見出しはこんな風につけよう」「写真はこんな風に掲載しよう」「リードはこう書こう」なんていうのをやっていて そのときよりも、
「ああ、そうか」と 長年の 紙面をつくるノウハウっていうのはこんな風に役立っているんだなと思いました。
まず、ネットで流し読みをしようとしてもpdfでもないかぎり、フォントサイズやら配置やらに制限があってやっぱり新聞ほど効率的に読めないなーと。 新聞は紙面も大きくぱっと開いて 目をさささーと流しただけで大体どれをじっくりよもうか、この辺は流し読みしようかというのがストレスなく決められていいです。
「ほとんど記事を読んでいるわけではないから」と思ってやめてみたけど、見出しやらリードやらだけでも 情報をもらっていたんだなーとつくづくしみじみ思いました。
2005/09/22 URL 編集