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「ライフ イズ ビューティフル」
2009/07/06(Mon)
ちょっと疲れ気味だったし、ここのところよく出かけていたので、日曜は家で過ごすことにした。
昼すぎになんとなく、手持無沙汰になり、「じゃ、DVDでも見る?」ということになった。
 
 前に録画した 白州次郎でも見ようかと言ったところ、 白州次郎はいまひとつとの答え。 たしかに 1は、私が見ても 白州正子の目から見た 次郎さんの「のろけ」のようで、なんとも表現のしようのない感じだったものなあ。(※1) 息子は前に1の途中まで見た。

 それではと「ライフ イズ ビューティフル」にしようかという話になった。 pon1と私は前に見たことがあるのだが、息子にはその当時早いかと思い見せていなかったのだ。

 前半の軽妙な笑いと、後半の重さのバランスが絶妙な映画だと思う。
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 アマゾンの評には、この主人公の軽さが受け入れられないという人も多かったが、私としては、この 道化師のような笑いと明るい音楽と悲劇の対比がこの映画の持ち味なのだと思う。 舞台はイタリアだし、イタリアは旅行でしか行ったことがないが、田舎のイタリアにはたしかにこんな風な気の良いのんびりした明るさがあったような気がする。 (ミラノなどの都会は雰囲気が違うから別)
 
 息子は後半は息をつめてみていた。 映画鑑賞は本の鑑賞と同じく、その感想を誰にも強制されることがあってはいけないと思うのだけれど、親として一緒に見ていると、息子たち若い世代に、こういう映画をただ「悲しい映画」とだけに終わらせず、自分たちがこれからどうしていけばよいのか、何をすればよいのかということを考えてほしいと思ってしまう。 子どもにいろいろの思いを抱くことは親の習性としてどうしても避けられないものかもしれない。 ただ、ここで息子にいろいろな感想をおしつけてもしょうがないし、もともと息子はそういう心情についてあまり語らない子なので、あらためて聞くことはしなかった。

 ただ、親として映画の鑑賞からはなれてコメントした。 以下がそれ。内容にも関わっているのでネタバレ状態だから色を変えておこう。

 レストランで出会った医者との再会。主人公のグイドは、自分と家族の明日の命も知れぬ状態であるのに、それにかかわる医者はそれも知っているはずなのに、彼の頭の中には自分の生活のことしかない。 よく言う 「学者バカ」な人。 私はとても寓話的な見方をしているとは思うが、息子には相手が置かれている立場をきちんと認識できるようになってほしいと思った。

 有名な話で、マリーアントワネットが 「食べるパンがないのだったら、お菓子を食べればよいのに」と言ったという逸話がある。これが事実か事実でないかは別として、相手の状況を知らないで発せられたバカな発言の例としてあげられることが多い。そんなことを普通の大人がするわけない。

 ところが、実際はそう思っている自分の想像力が及ばない状態というものがあるものだというのをつい最近痛感する出来事があった。 「こんなことがあるわけがない」と思うその前に現実に目を向けるということが必要だと思う。


 また、軍の命で人々を殺し迫害する仕事を与えられた人たちが、その行動に何の疑問も持たないということは大きな問題だと思う。 たとえば、今現在日本に住む私たちがどこかの国に対して良い感情を持っていなかったとする。もしそうであったとしても、その国の国民を迫害して良いわけはないし、ましてや殺すことは絶対に正しいことではない。 大きな権力の下で命ぜられることがあったとしても、自分の考え、自分の正義、倫理感はずっと持ち続けておいてほしい。 そんな風に思ったりした。
 
映画鑑賞の日曜の午後でした。

(※1)
次郎さんは~。次郎さんは~。という語りでつながれる物語は、あまりにも白州次郎のカッコよい面が強調されていて、「白州正子さんから見たらそうかもしれないけれど、実際は違うんじゃないのか?」という感が強かった。 つまりは長々と白州正子ののろけを見せられているような気分になったのがその1だった。
 
 NHKのページによると、資料が残っていなくてドラマ化が難しかったということで、

「白洲次郎という大いなるフィクションを作ればいいんだ」と、覚悟できた時でした。次郎さんの「実像」を再現するドラマではなく、取材の中から魅力的な「虚像」を創造し、そこから次郎さんの「息吹」や「ダンディズム」の一端を感じ取ってもらえれば、それで大成功なんだ、と。リサーチに次ぐリサーチ、それを全部捨てて、想像の翼を広げ、また捨てて、また創り、、、最後に残った上澄みを凝縮して、最後に残るものは何か、という真剣勝負。これはドラマでもドキュメンタリーでもない、「白洲次郎」という作品です。私たちの挑戦を、どうぞご覧ください。



だそうだ。 なるほど。

 特に老いた時代の中谷美紀が、白州正子の雰囲気にあまりにも似ているので、つい、ドキュメンタリーだとおもっていたけれど、1は 誰か架空の人だと思って次郎と正子の出会いを見ればよいのかもしれない。

 2はそこそこ政治関係の話が出てきて面白くなる。 私は3をとるところで、他の録画予約と重なって丁度1を見て 「荘大なのろけだな」と思っていただけに、録画しなかったのだが、後から2を見て、これからがおもしろくなりそうなのにと録画しなかったことを残念に思った。

 この夏、再放送があるらしいです。 8月20、21,22です。興味のある方はいかがですか? 私は8月の3をエアチェックする予定です。
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