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胃カメラ(内視鏡)をのもう
2008/12/19(Fri)
 実際に母に会ってみて、ほっとしました。思ったよりも元気にしていました。手術の次の日はさすがにつらかったようでしたが、私が行った土曜日には食事後ちょっと痛みを感じたり、咳などが出たときに痛い程度であとは普通に生活できる様子でした。あ、でもまだ食べ物はお粥でした。1週間ちょっとの間に少し痩せたようです。食べてないから当然ですね。

 一日目に談話室で話している私たちのところに、病室担当の先生が回っていらして、長い時間をかけて説明してくださいました。たぶん30分以上いらしたと思います。

まず、母の病気は、がんではあるけれど、まだ胃の粘膜層でとどまっている状態だったので、EMR(内視鏡的粘膜切除術)で手術を行いました。 胃の構造は、内側から粘膜層・粘膜下層・筋肉層とあるそうで、粘膜層や、筋肉層まで病変が進んでいないことが条件になります。 ただし、胃壁は一般成人で1センチ程度の厚みしかなく、年とともに薄くなっていくため手術も注意を要するものになるのだそうです。 母の場合は、当初直径1.5センチという話でしたが、検査を綿密にしてみると直径3センチだということがわかり、(というのも目視で明らかな病変を示している部分が1.5センチ直径だったわけで、その隣のあやしい部分がクロだったのだそうです)内視鏡手術としては、1度で手術できない大きさでした。上のリンクでは きちんととれない場合があるので、あまり手術しない症例として紹介されています。

 内視鏡的手術は、病変部を残さずとるために 境界から外側1センチ程度も含めてとるそうです。また、病変が進んでいない粘膜下層を含めてとるということになるため、血管などが通っている筋肉層から出血が起こった場合などは対処しながらの手術になるという話でした。
 実際、手術室に入ってから出てくるまで5時間程度かかりました。
手術後は、とった病変部を検査し、きちんととれたかどうか(つまり切除した境界にまで病変部がないかどうかを見る)を検査してから次の手術があるかどうかが決まるのだそうです。 その結果はまだ今月末になります。

 さて、今回母の病気がみつかったのは本当に偶然でした。毎年受けている人間ドッグで、担当医に、「数年前ポリープがあったので、そろそろ内視鏡検査をしましょう」と言われ、検査をしたところ見つかったという経緯です。つまり、母には自覚症状がほとんどなかったということです。
 特に凸型の腫瘍についてはバリウムで発見も比較的容易なのですが、母の病変部はなだらかな凹型で、バリウムでは発見が不可能だとのこと。実際は、胃の粘膜にも指紋のように粘膜の模様があるらしく、色などが全く変化なくてもその模様が崩れた部分が病変部だそうで、胃カメラでないと分からないのだそうです。 実際組織をとって調べることもできますし。

 母の少し前に手術した人は若い人で、直径5ミリのものが人間ドッグでみつかり、その切除をしたそうです。 切除部分が小さいからでしょう。1時間くらいで手術も完了したらしいです。

ネットで検索したところ、内視鏡手術のあとに、ピロリ菌の除菌をした人の話にヒットしたので、その点についても先生に質問してみました。先生がおっしゃるには、ピロリ菌の除菌治療というのが有効なのは、30歳40歳くらいまでだと思うとおっしゃっていました。 というのも、ピロリ菌のためにがん化してしまった細胞は、10年20年かけて分裂し増えていき今回のような腫瘍になります。 臨床試験の結果わかったことは、その状態で除菌治療をすることにより、がんが治るわけではないのに、がん部分が平坦化してしまい、発見や治療がもっと難しくなってしまうのだとか。
 また、胃の中にピロリ菌がいるとわかった場合は、1か所だけでなく、他の部分にも同じような病変が見つかる場合もあるかもしれないということ。つまり、ピロリ菌によりがん化してしまった細胞は今回発見できなかったけれどまだあるかもしれないよということらしいです。
 つまり、これからも定期的に内視鏡検査を受け、もし病変が見つかったら早いうちに切除しましょうということらしいです。

 今までがんというのは怖い病気だという認識だけがありましたが、母のようなケースは、普通の病気と同じように定期的に検査して、悪かったら即治療という対応をすればかなりの確率で大丈夫になってきているんだなと実感しました。

 気になるのは私です。最後に胃カメラを飲んでからもう10年くらいになるかもしれません。 母のところに行ってからどうも胃の調子が悪いような気がして、「私ももしや?」と心配になってしまいました。億劫がらずに近いうちに内視鏡検査を受けてみようと思います。 もし病変があっても早くわかった方が良いですから。
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