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何のための受験か?ということ
2008/09/13(Sat)
 学校選びを考え始めたので、最近頻繁に自問してしまうことがあります。

それは、つまり「何のための受験か?」ということ。 「中学校の良し悪し」はどういう尺度で測るのかということです。 今加熱している中学受験では、東大など偏差値が高い学校への進学率がその学校の尺度になり、塾選びと同じく 偏差値が高い大学への進学実績が良い学校=良い学校という価値観が多く存在しているように思います。目的は「有名大学に合格すること」と言い換えられるものだと思います。

 でも、本当に有名大学を出ることが人生の目的だろうか? まあ、有名大学を出ないよりは出た方が良い場合が多いのかもしれませんが、私が会社にいたころは、同じ部署にT大卒業や大学院卒業の新人さんも比較的多くいました。 さぞかし素晴らしい人たちだろうと傍からは思えます。 でも、仕事においてのその差はほとんどわかりませんでした。
 その人たちの能力を生かせる部署につかせていなかったという会社側の失敗かもしれませんが、仕事というのは、基本的に「会社の利益を追求する」営利追求であり、「個人の能力を伸ばす」教育のためにあるわけではないので、そういうことは普通によくあることだと思います。つまり、そこに配属されたら、自分に合おうが合うまいが、それなりに実績を出すことを求められるのが会社だと思います。 反対に、T大卒だということで、 その新人さんたちが起こしたトラブルや、できなかったことはずいぶんと目立ってしまいましたし、 数年たつと辞めていく人も多かったです。

 中小ソフトウエアハウスの外注さんの履歴書を見て「この有名大学卒なんだ!」と思う方もいらっしゃいました。(業務上お願いする外注さんの選択もしていたので、不正に覗いたわけではありませんよー。)でも、その方も他の人との差はあまりなかったのです。 経験上私が思うのは、人の能力は卒業校では測れないということです。 私の会社だけの話かと思っていたところ、ママ仲間のだんな様が同じようにこぼしていらっしゃると聞きました。 その人のお子さんは受験組ではありません。「有名校を出ても、仕事ができない子になってもらっては困る。」という考えからだそうです。 私も当初は自分の経験からそう考えることも多かったのですが、今は公立校の教育内容に疑問を抱いて 私立校受験を考えるようになったというのが今までの経緯です。





 先日、息子を夏期講習に迎えに行ったとき、同じく迎えにきたお母さんが、「とりあえず、私の学歴よりも上を目指させたいと思って」とおっしゃっていました。 きっと、学歴差別を受けることが多くてそういう価値観を持たれたのだな。。と思いました。 でも、それが受験の目的だったらどうなのかな?とココロの中で思いました。 たしかに、目で見える資格で人を測る人が多いです。 先日のエントリでも書きましたが、子供でも テストの点数が出れば相手の接し方が変わってくるものです。 でも、私がめざすところはそれじゃないんだ。と何度も牛のように咀嚼しなおしています。

 子どもの成績で親がいい気持ちになれることも多いです。 「お宅のお子さんは本当によくおできになるのね」と言われるとうれしいのが親の気持ちだと思います。 夏期講習申込に行ったとき、現在の目標校を先生にお話ししたところ、「おかあさん、そのレベルは、うちの学校ではもう一つ下のクラスです。もっと上を目指しましょう」と言われました。 学校説明会にも行っていないし、まだ学校情報も集めていないので、本当にどこの学校が良いのかは分かっていない状態ですが、 でもそう言われて 悪い気持ちはしない自分がそこにいました。 そうして、そのことばひとつで、目標校を考え直そうかと思いました。 でも、そう思うのはナゼ? 

息子は、まだどこの学校が良いかなんて自分では分からないと思います。親だってはっきりとはわからないものだし、どこの中学に行き、どこの大学に行くのがその子にとって最良の人生を歩めるかなんて誰にもわかりません。でも、 親は自分が生きてきた人生の失敗点だけはわかりますから、その轍を踏まないようにという選択をするわけです。でも、はたしてそれが最良の人生の選択になるかというと それは誰にもわからない。 上で書いたように、「とりあえず自分の学歴よりも上を目指す」ということを聞いて「そうかな?」と私が思ったのは、私が学歴だけ上を狙ってもそこに幸せがあるわけではないと思っているからだと思います。
 でも、将来親が勧めた学校に通った息子が、「あの時、あの学校を受けたら合格していたかもしれないのに」と後悔することもいやなのが迷いどころなのです。




 親は基本的に自分の子供がかわいくてしょうがありませんから、自分の子供が自慢です。 だから、その自慢の子供を他からも褒められるというのは親からしてみて最大の喜びです。
 でも、傍からの評価が本当にその子の幸せかというとそれは微妙にずれていることもあります。
だから、親が、傍から褒められることを喜んで(偏差値だけで学校を決めて)自分の子供の進路を 進学実績の良い学校へと変えてしまうことは私としては違うと思うのです。 また、子供が学校選びをする際に、言葉では言わなくてもなんとなくコントロールしてしまうこともありそうです。 子供は親の意向には敏感ですから。

 私の会社の後輩に有名な大学を首席で卒業した(と、その人が入社直後に出勤拒否状態になったとき、お宅に電話をかけたときに上司にプライドを傷つけられたと憤慨されているお母様がおっしゃった。:ちなみに私はその上司ではありません)人がいました。 その人は、ずっと優等生できたけれど、お父さんが自分を褒めるときは、他人からその人に対して褒められたときだったそうです。
 つまり、自分の尺度ではなくて他人の尺度でその人を測るということが多いとその人は思っていたようです。だからでしょうか、その人は資格を取ることに熱心で、ひとからの評価がとても気になる様子でした。

 「子どもがかわいい。誇らしい」という親の本能のままに湧き出てくる感情を どのようにコントロールするか、息子の幸せを願う気持ちが いつのまにか自分が(息子の評価を通して)気持ち良い思いをしたいと思うことにすりかわっていないだろうか。 そういうことを 自問することが多い毎日です。

 これは、たぶん、中学受験が終わってもずっとずっと続く迷いだとは思いますが。。。(^^)
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コメント
- 長文御容赦 -
子どもの成績で子供が気持ち良くなれる、の一文は考えさせられました。

割と最近、子どもの塾で先生との面談を2回行いました。先にやった方の面談の中で子供の受験先として先生の口から都内の有名進学校の名前が出て、大変驚きました。居住県内の学校を中心に受験校を考えていただけに、夫婦ともども大変びっくり。しかし良い時の偏差値なら全く可能性がないでもないので、帰宅後いろいろ受験のシュミレーションをしてみた次第。

そして2回目の面談。1回目の面談とは違う先生だったのですが、受験校について話す中でその有名進学校の名前を出してみたのですが、先生がおっしゃるにはその学校は1日目2日目で結果を出した子が頑張ったご褒美として受ける学校。もしその学校を何が何でも第一志望とするのでなければ、まずは第一志望を固めてください、と丁寧にしかし力強く諭されました。

まさに、目を覚まさせられた気分です。一回目の面談で思いもしない学校の名前が出てすっかり有頂天になっていた事は否定できません。


何だか息子自慢みたいになってしまいましたが(おっと、できた子ならその進学校を問題なく受験するのでしょうから、自慢ではなかったですね・笑)、言いたい事は世の中には色々な判断や価値観があります。そしてそれらはどれが正解と言えるものでもありません。もちろん最後はご家庭で判断するしかないのですが、しかしそれまでの過程の中で色々な考え方と接する事が肝要かと思います。

志望校の選択を12歳の子供に全て任せる訳にはいきませんが、結構本人がフィーリングで決めた学校がベストかもしれません。勉強するのも試験を受ける者子供ですし、その決定が重要なモチベーションになる訳ですから。
2008/09/13 23:55  | URL | 2000系 #mQop/nM.[ 編集] ▲ top
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親としては、そりゃもう幸せな一瞬ですね~。(^^) ご褒美というのはすごい考え方だと思いました。通っちゃったらどうするんだろう。ご褒美で受けた人。そっちに行くってことかな。第一志望捨てて。。

 pon1の情報では、灘の受験でokだった子がご褒美に東京ディズニーランドに来て、そのついでに開成の試験を受けて帰るというのも結構あるらしいです。もちろん、その子は灘に通うんだろうから、まあ勲章を増やすということなのかな。 試験がご褒美。。。 私や息子にはアリエナイなあ~。(^^)

 
2008/09/14 10:46  | URL | pon2 #nLnvUwLc[ 編集] ▲ top
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