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ディベートとディスカッション
2008/04/20(Sun)
 もう書かれてからずいぶん経ってしまったけれど、いつも拝見しているブログに、「ディベートは転向を許さないからディベートが好きじゃない」とあった。

生きることは不断に自分を解体していくことだと信じてやまない私にとって、転向してはいけないというのはすなわち死んだまま物を語れと言われているのに久しいと思う。



と書いてあって、「ああ、そうだったか。」と妙におさまるところにおさまった気がした。

お互いの立場の正しさを主張して(時には自分のやましいところも白と主張しながら)一歩たりとも相手に譲らない政党同士の意見の戦わせ合いを見ながら 「この人たちに進歩というものはないのか」「歩み寄りというものはないのか。」 と、まどろっこしい思いでいっぱいになり、それがあきらめへと続いてきたように思う。 私は今の自民党の政策は良いとは思えないけれども、だいたい人間がやることで、 「この人がやることはすべてが正しい」「この人がやることのすべては間違っている」ということがあるわけはないと思う。 いや、なかには間違ったことばかりを意図的に選択する人もいるかもしれないが、それでも全部が全部間違っているということはないと思う。
  だから、きっこのブログなどで、 「自民党はどうだ」と書かれていても アジられているような気がして、妙にモヤモヤとした気分が取り払えない。 少なくとも彼女は「党」でものを語っていると思う。

 これは、『「悪い」ことを「良い」としろ』と言っているわけではない。 私は今の政治はどんどん「生き辛く」なっていると思うし、そういう政治をよしとは思ってはいないのだけれど、でも 政策について「何は悪い」「何は頑張った」と評価をしていかないと、単なる 運動会のように 「赤勝て」「白勝て」の世界と同じになり、良い政治をすることよりも「政党」というグループが、数の暴力で勝つことだけがすべてになってしまいそうにも思う。

 勝ち負けを競うディベートでは、たとえ相手の主張に「正しい」と思うことがあったとしても、それを握りつぶし、自分が競り勝つことを目指す。自分が最初に主張したことから一歩たりとも譲ろうとしない。

 会社で行われている会議は少なくとも私はディスカッションだと思ってやってきた。 ディスカッションは相手の意見を取り入れ、それを理解し、自分の考えも微修正してゆく。相手も微修正する。それで合意点を目指すのだ。 以前かいた win-winはそのことだ。これは、討論を通して自分の成長があり、大変気持ちの良いものだ。それによってもたらされた結果の多くは2者の当初の主張よりもよりよい結果となる。

 なぜ政治の世界ではディスカッションが成立しない? 本来は政治こそお互いに考えを修正して行き、よりよいものを目指すのがベストなんじゃないか?と思ったりした。

 でも、そこには「これはディベートです」「これはディスカッションです」という前提がいるのかもしれない。 片方はディスカッションだと思って参加していても、相手はディベートだと思って参加していたら、やっぱり合意点は見つからない。 なぜなら、ディスカッションだと思い、相手側の意見を受け入れられるところを受け入れようとしているとしても、ディベート側は 1か0か、相手が完敗しないと納得しないからだ。 また、相手が主張していることすべてが自分への反論ととらえていると思う。 ということで、世にディベートって本当に必要なのかな?と私は思ったりする。 もし、それが必要なのだったら 相手をねじ伏せるためでしかないような気もする。
 
 
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コメント
- きゅうりのQ太郎 -
いずれにしてもブログと言うツールでの議論にはどこか限界があるんでしょうね。お互いの立場や主張の全像が明らかでないと話が局地的な部分に入り込んで、揚げ足の取り合いになる危険もありますし(掲示板の論争で良くありますよね)。

例えば『カレーには福神漬かきゅうりのキューちゃんか?』であればブログでも語れるかもしれませんが、特定の政党の政策についての論争は相当な危険が伴うと思います。

その点について、書き手側と読み手側の想いが一致していないと、不幸を招く様な気がします。

(って、このコメントも記事の本題から相当ずれてますよね・笑)
2008/04/20 09:48  | URL | 2000系 #mQop/nM.[ 編集] ▲ top
-  -
2000系さん、こんにちは。 たしかに、そういう部分は多そうですね。会社にいるころも同じことを書いた記憶があるのですが、他部署の人とトラブルになる度合いは、面と向かって→電話→メール の順に少ないのだそうで、特に文章で書かれたものに関しては、書き手の考えをうまく表現しつくすことは難しいように思います。

 文章を書く方も読み手がどう読む(捉える)かというのはなかなか想像が及ばないものもあるし、読み手としても、行間の読み方次第で極端な場合は、真反対の意味に捉えてしまうこともあると思います。
 
 特に、ネットの世界に多くある一般人が書いたものは、文章力を問われることも多く、余計に思うところを伝えるには難しい部分があるのでしょうね。 特に政治や宗教などについては、面と向かってもなかなか話さないものですから、それをこのような手段で伝えることは たしかにかなりの不幸を招きそうです。
2008/04/21 17:09  | URL | pon2 #hDwwLtHg[ 編集] ▲ top
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